不動産登記について
不動産の現況と権利関係に関する登記。
不動産の状況と権利関係を「登記簿」という公的な帳簿で明確にする制度です。
土地についての所在、種類、面積、所有者などの情報を国が登記簿に記録し、地図や地積測量図とともに記録に残し、公開されてます。
不動産登記は、大きく分けると「土地登記」と「建物登記」の2つに分類されます。
土地と建物は、それぞれ独立した不動産とされており、別々に登記する仕組みです。
土地は「地番」、建物は「家屋番号」で管理されています。
なお、不動産登記法は、所有者が不明な土地の解消を目的として、2021年4月に改正されています。この改正により、相続登記や所有権者の住所等変更登記が義務化されました。
相続登記の義務化(不登法76条の2)⇒2024年4月1日施行
また、登記事項による分類として、「表示に関する登記」と「権利に関する登記」とに分けられます。
表示に関する登記
土地や建物の位置、形状、広さなど物理的な状況についての登記です。
相談先⇒土地家屋調査士事務所
権利に関する登記
所有権、抵当権、地上権などの権利の発生や移転・変更などを公示するための登記す。
相談先⇒司法書士事務所
他、登記には様々な種類があり、土地家屋調査士業務・司法書士業務に分けられている為、
どちらの業務かを確認、またはお問い合わせすると良いでしょう。